第七千二十七話 フラグは立てなかった
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第七千二十七話 フラグは立てなかった
フランスはアルゼンチン戦を前に毅然として言いました。
「死ぬ気でいくぜ」
「お兄様がそう言われるとは」
隣で妹さんが仰天しています。
「死闘になりますね」
「おい、それはどういう意味だよ」
「はい、お兄様が楽勝と言われますと」
その時はというのです。
「惨敗ですから」
「それがフラグだっていうんだな」
「そう仰って勝たれた時ないですから」
戦争の時はこんなことを言ったら大抵負けています。
「気合を入れられますと」
「勝つっていうんだな」
「アルゼンチンさんがお相手ですが」
それでもというのです。
「これは勝てるかも知れないですね」
「メッシの調子が上がってきているからな」
それでとです、フランスも言ってでした。
グラウンドに向かいます、フランスは決勝第一戦最初から死闘を挑むつもりで試合に挑むのでした。
第七千二十七話 完
2018・7・1
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