暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2091話
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
型機動兵器は大きな刺激となるだろう。
 そうやって考えていて、ふと気になる事があった。

「そう言えば、ザクを作ってるのはジオニック社だったよな?」
「ん? ああ、そうだな。それがどうかしたのか?」
「いや、ジオンにそういうMSを製造出来る会社は幾つあるのか気になって」

 趣味……という訳ではなく、これも歴とした建国についての一貫だ。
 セイラの作る国が、どのような国になるのかは分からない。
 最初はシャドウミラーの保護国という扱いだろうが、将来的には独立をして貰う予定になっている。
 そうである以上、この世界特有のMSを開発、製造出来る会社は、その国にあった方がいいのは間違いない。
 で、現在この世界で一番MSに詳しいのはジオンだ。
 ……まぁ、MSはジオンしか使ってないから、それは当然の話だが。
 連邦も、一週間戦争やルウム戦役で嫌という程にMSの威力を発揮したんだし、今頃はMSの研究とかもしている筈だ。
 だが、今から研究したからすぐにMSを開発出来ました……とはいかないだろう。
 もっとも、ジオンが既にザクというMSを有しているんだし、ジオン軍のパイロット全員が清廉潔白って訳でもない。
 であれば、それこそ今頃連邦軍は買収するなりなんなりしたMSパイロットに持ってこさせたザクを研究し、より高性能なMSを開発中の筈だ。
 連邦はジオンの30倍以上の国力を持ってるって話だったし、何もない状態からMSを開発したジオンとは違って、現物がある。
 そうなれば、開発の速度は推して知るべしって奴だ。
 だが、将来的にはまだしも、現在の状況ではMSを作れる会社はジオンにしかない。
 セイラの国に引っ張りこむのは、やっぱりそっちになるんだろうな。

「うーん、ツィマッドって会社はジオンとMSのコンペをやって負けたらしいぞ。しかも、宇宙空間で加速している時に分解して」
「……それは、ちょっとな。他には?
「MIPって会社もあるけど、こっちは……俺には何を開発してるのか、ちょっと分からねえ」

 そんな風に、俺はコズンから色々と話を聞き……やがて眠くなり、ソファを借りて寝るのだった。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ