機動戦士ガンダム
2091話
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レシオ的には、1:5……頑張っても1:4ってところだと思う。
ジンとメビウスのキルレシオが1:3、もしくは1:5ってところだった筈だから、大体それと同じくらいのキルレシオがあると考えてもいい。
そう考えれば、SEED世界のフリーダムを始めとした核動力炉のMSも、動力という点ではザクよりも劣るんだよな。
もっとも、フリーダムなんかは核分裂炉でもビーム兵器を大量に使えるのに対して、UC世界のザクは核融合炉を持っているのにビーム兵器を使えないのだが。
それはジオンがビームライフルの小型化に手間取っているというのも影響してるので、将来的にはザクや旧ザクもビーム兵器を使えるようになるのかもしれないけど。
「ああ。そんな訳で、俺達シャドウミラーが協力して国作りをすれば、異世界のMSを始めとした機動兵器を見たり使ったりも出来るようになるぞ」
もっとも、戦術機は……ちょっと使い道がないような気もするが。
いや、でも戦術機は二次元機動という意味ではMSともやり合える。……それこそ防御力は紙だから、ザクマシンガンや体当たりを食らったらバラバラになりそうだが。
攻撃力はどうしても不足するが、その辺りはビームライフルを持たせれば……いや、戦術機の脆弱な機体でビームライフルの反動に耐えられるか?
あくまでも俺のイメージではあるが、戦術機はMSの武器とかを使えば、その反動で壊れてしまう……といったような脆弱さを持っているように思えるんだよな。
実際、BETAを相手にしている時の戦闘を思えば、決してそれも間違いではない筈だ。
とはいえ、この世界に来た理由の1つには、この世界特有の技術の収集という点もある。
それを考えれば、可能な限りこの世界に他の世界の兵器を持ち込むのは避けて、きちんとUC世界の技術でMSを発展させていって欲しいというのが、正直なところだが。
「MSじゃねえ機動兵器か。ちょっと興味あるな。な、なぁ。ラル大尉達と一緒にホワイトスターだったか? アクセルの故郷に向かうんだよな? なら、もしかしてそういうのにも乗ってみたり出来るのか?」
「あー……どうだろうな。まぁ、可能性としてはある。俺達がどういう兵器を持っているのか、そういうのを確認して貰わないと手を組む云々なんて話は出来ないしな」
そう告げると、コズンは嬉しそうに笑みを浮かべる。
勿論その嬉しさの大部分は、ラルの判断材料に出来る情報を得られるというものなのだろうが。
ただ、コズンもラルの部下としてMSのパイロットをやっており、腕は結構いいらしい。
だとすれば、シャドウミラーが所有する機体を乗り比べてUC世界のMSとの差を実感して貰うというのもいいかもしれない。
この世界のMSは、まだ発展途上だ。
そうであるが故に、他の様々な世界の人
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