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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第四十七話 命の理由 2
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って、はやてちゃん?」

ドアの向こうから誰かが覗いていたと思ったら、それはニヤニヤしたはやてだった。

「いや〜、ええもん見せてもらったわ」

「見てたんなら助けてよ〜」

そんな声が廊下から聞こえていたが、それもすぐに消えた。

「……で、お前達はいつまでそうやっているつもりだ?」

「「orz」」

ヴィヴィオを抱えたアスカが、床に手をついてうなだれているティアナとスバルを見る。

「ま、まさかアスカに負けるなんて……」「うぅ〜、傷ついたよ〜」

スターズFは思いっきり敗北感に苛まれていた。

「ライトニングの分の書類、頼んだぞ」

ヴィヴィオを抱き上げている手前、勢いのあるツッコミを入れるわけにはいかず、そう告げるにとどめるアスカ。

「さあ、ヴィヴィオ。オレの仲間を紹介するよ」

アスカは抱えていたヴィヴィオを、エリオとキャロの前に下ろした。

「こっちの赤毛の人が、エリオお兄ちゃん、ピンク髪がキャロお姉ちゃんだ」

お兄ちゃんとお姉ちゃんと紹介されたエリキャロは一瞬驚いたが、すぐに嬉しそうに笑った。

「エリオです。お友達になってくれるかな?」

「キャロです。私もヴィヴィオとお友達になりたいな」

二人の言葉に、ヴィヴィオはビックリしたような顔になる。

そして、はにかんだ笑みを浮かべた。

「うん」

嬉しそうに、ヴィヴィオが笑う。

「すごいぞ、ヴィヴィオ。いっぺんに3人もお友達ができたぞ」

と和やかなライトニングF。

『んで、いつまでここにいるつもりだよ?スバル、ティアナ』

呆然とこちらを見ている二人に、呆れた視線を送るアスカ。

『……分かってるわよ……書類は片づけておくから……』

アスカに負けた敗北感からか、ガックリと肩を落としてティアナが部屋から出ていく。

『うぅ……後でアイスおごって、アスカ』

『なんでやねん!』

傷心のスバルの念話に、全力でツッコミ念話を送るアスカであった。





ヘリに乗り込んだ部隊長と隊長二人。

「ごめんね、お騒がせして」

なのはがフェイトとはやてに謝る。

「流石のエース・オブ・エースも、泣く子には勝てへんみたいやね」

はやてが笑って答える。

「にゃはは」「うふふ」

それにつられるように、なのはとフェイトも笑った。

「しかし、あの子はどうしようか?何なら、教会に預けておくんでもええけど?」

いつ出動がかかるか分からない管理局内部で保護し続けると言うのは現実的ではない。はやてはなのはに言うが、

「平気。帰ったら私がもう少し話して、何とかするよ」

なのはは、答えを早急に出す事を良しとしなかった。

「そ
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