技術解説
通信システムA
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??相互通信????MS等を用いた近距離用双方向通信??
ミノフスキー粒子濃度が低い場合や、味方機との距離が近い場合においてのみ無線通信が使用可能である。しかし、作戦中は敵に行動を察知されないように無線封鎖が行われることが多いため、無線以外の交信手段が用いられるケースも見られた。
@接触通信
「お肌の触れ合い回線」とも言われる。機体同士を接触させるか、通信用ワイヤーで結線する通信形式。お互いを接触させる通信法であるため、有効距離は最も短いが、敵だけでなく味方にも情報が漏れないという高い隠匿性が特徴である。
A手信号、ライト・シグナル
MSの手振りを用いた手信号や、モノアイやカメラアイなどを発光させるライト・シグナルを用いた通信。手信号は、ある程度の距離があっても確認できるが、簡単な遣り取りしかできないという欠点を持つ。ライト・シグナルは長距離でも使用可能だが、光源を敵に発見される恐れがある。
B通常通信
超短波から超長波まで、目的に屋距離に合わせた電磁波を利用した無線通信装置による通信手段。旧世紀に確立された通信手段であるため、到達距離や情報伝達量、安定性に優れる。しかし、ミノフスキー粒子の影響により、通信状態が限定されるほか、傍受される可能性も高い。
??一方通行の通信????光源等を用いた単一方向の情報伝達手段??
緊急時の撤退命令や救難信号など、緊急性や敵味方に関係なく知らせる必要がある場合は、認識しやすい光源を用いた通信が行われる。遠方で展開する複数の機体に、同時に命令を伝えるため一般的には信号弾か大規模なライト・シグナルが用いられる。なお、クロスボーン・バンガード(CV)が用いたビーム・フラッグなどもこれに分類される。
@信号弾
信号弾は炸裂した際の光や煙の色、数などで命令を伝えるものである。広い地域に亘って展開している味方に同時に指示を出すには、有効な通信手段と考えられる。しかし、弾種によって命令内容が決まっているため、詳細な情報を伝えることができないという欠点もある。艦艇だけでなく、大半のMSにも信号弾発射機は搭載されており、一年戦争時のラサ基地攻防戦において、公国軍のノリス・パッカード大佐機が打ち上げた赤い信号弾(「合流デキズ。ケルゲレン出航セヨ」を意味し、味方艦の発進を促した)や、デラーズ紛争のコンペイトウ襲撃においてデラーズ・フリートのMS部隊発進時に打ち上げられたグリーンの信号弾などが知られる。
Aビーム・フラッグ
CVの各MS大隊長級の機体が掲げた、ビームでかかれた識別マーク。隊長個人の家紋や部隊識別のほか、国家の紋章やCVのマークが掲げられた。通常、味方識別や部隊配置確認のために展開されるが、士気を高揚させるという側面も持つ。
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