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オズのガラスの猫
第二幕その一
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「ステーキの後のデザートも」
「そちらも」
「今日はパイよ」
 オズマはデザートのメニューのお話もしました。
「すぐりや苺、ブルーベリーが沢山入ったね」
「あら、それなの」
 ドロシーはオズマが言ったパイに目を輝かせました。
「あのパイなの」
「そうなの、ドロシーが好きだから」
 それでというのです。
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