206部分:第十五話 抱いた疑惑その十
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の方がいい」
椎名はそれを肯定した。
「何もしないよりずっといい」
「そうだね。何もないと全然面白くないから」
赤瀬は椎名のその言葉に同意して頷いた。
「その通りだね」
「うん。運動会は何もないけれど」
「看板の絵を描いて終わりだしな」
「そうよね」
また狭山と津島が話す。
「まあそれは俺達の仕事じゃないしな」
「絵描けないしね」
これは今ここにいる五人には縁のないことだった。絵を描くということはこれまた特殊な部類に入る技能であるからである。五人共そうした技能はない。
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