第七千百二十三話 決勝進出
[8]前話 [2]次話
第七千百二十三話 決勝進出
日本は決勝進出を果たしました、ですが試合はといいますと。
「負けましたね」
「そうでしたね」
妹さんは日本に難しい顔で応えました。
「そのことは残念です」
「はい、決勝進出となりましたが」
「すっきりしないことも事実です」
「特に最後の試合展開は」
このことについて思う日本でした。
「よくなかったですね」
「パス回しばかりで」
「あの展開では」
どうもと言うのでした。
「誉められたものではないです」
「どうしてもですね」
「あれでは」
日本は曇ったお顔で言い続けます。
「決勝進出でも」
「納得出来ないですね」
「どうしても」
決勝進出は果たしました、ですが日本兄妹はポーランド戦の最後の展開にはいいものを感じていませんでした。
第七千百二十三話 完
２０１８・６・２９
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2025 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除