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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
未来の君の言葉の真実は
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う両者・・・すると、セシリーがあることに気が付いた。

「あれ〜?なんか・・・」

首を傾げ二人を何度も見つめる。彼女は自らが抱えている違和感が何なのか、イマイチわかっていなかった。


















「ローグ、起きてぇ」
「うぅ・・・」

地べたに倒れていたローグが目を開くと、そこには彼の世界で最も大切な存在が涙目で立っていた。

「フロッシュ・・・無事だったんだな」

ポロポロと滴をこぼしている相棒の頬にそっと手をやる。いつもならそれで笑顔になるはずの彼女だったが、この時はその表情が直ることはなかった。

「スティングくん・・・」
「!!」

フロッシュに照準が合っていたローグの視線。その片隅に映ったのは、もう動くことのない大切な友の死に涙を流している茶色の猫。

「レクター・・・すまん・・・」

起こすことができない体。ローグはそのままの体勢でレクターに謝ったが、彼からの反応は得られなかった。

「フロッシュ・・・キセキは?」
「グラシアンのそばにいてあげるって・・・」

自らの命を賭けて戦ったドラゴンの亡き骸に付き添っているという相棒。ローグはそれを聞いて涙が堪えきれなかった。

「クソッ・・・俺にもっと力があれば・・・」

友をその手で殺してまで力を得ていながら、勝利は愚か大きなダメージすら与えることができなかった。それは彼に取って屈辱であり、絶望と言っても過言ではない。

「ローグ・・・」
「大丈夫だ、フロッシュ」

一頻り泣いた後、ローグは立ち上がった。

「必ず俺がこの戦いを終わらせる」

頼もしいはずのその言葉。しかし、フロッシュは彼の顔を見て恐怖していた。
いつもの優しげな表情が浮かぶはずがないことは重々承知していた。しかし、ローグのこの時の顔に見覚えがあった。

「ローグ・・・」

声をかけようとしたフロッシュだったが、ローグがそれを制した。彼の鋭い目付きで何かが近付いていることを察したフロッシュもそちらを見る。

「あんたは・・・」

近付いてくる人影。それを見たローグは安堵の呼吸を漏らした。

「グレイ、無事だったのか」

歩いてきたのは妖精の尻尾(フェアリーテイル)のグレイ・フルバスター。頼れる男の登場に安堵したローグは彼に近づいていこうとした。

「ダメ!!ローグ!!」

その時、ローグの前に突然割って入ったフロッシュ。彼女の表情を見てローグは足を止めざるを得なかった。

「どうしたんだ?フロッシュ」
「あの人・・・いつものグレイじゃない」

彼女が何を言いたいのかわからずキョトンとするローグ。彼はこれまで敵と多く遭遇してきた中で、仲間に出会えたことで心
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