巻ノ百四十二 幸村の首その六
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
というのだ。
「今日は戦われていたのでしょう」
「道理で恐ろしい戦ぶりであった」
「そうですな、まことに」
「そしてまだか」
「生きておられるかと、ですから明日は」
「城攻めになるが」
「真田殿が城におられれば」
その時はというのだ。
「非常に厳しい戦いになると、しかし」
「明日あの者は城にはおらぬか」
「おそらく右大臣殿をお救いする為に動かれるかと」
戦ではなくそちらにというのだ。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ