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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第37話 教会の闇、祐斗の過去とイッセーの幼馴染
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な悲しそうな表情をしながら言っても説得力はないよ……
「ほら、そんなしみったれた顔してないで早く寝ようぜ。明日も動かなくちゃならないんだからな」
「……そうだね」
「分かりました、明日も頑張りましょうね」
流石に小猫ちゃんも今日は一緒に寝たいとは言えず自分の部屋に戻っていった。イッセー君は本当はイリナさんに自分の事を話したいはずだ、でもそれをすればイリナさんに危険が迫る可能性がある。だからこそ彼は言えないんだ、自分の正体を……
(なんて悲しいすれ違いなんだろうか……)
でもイッセー君が決めた事に異議を申し立てることは出来ない、僕たちにできることと言えば彼を少しでも支えてあげることだ。それはきっと小猫ちゃんも思った事だろう。
「……イッセー君」
「なんだ、祐斗?」
「僕は何があっても君の味方だよ、これだけは言っておきたかったんだ」
「……ありがとうよ」
彼は僕の復讐を認めてくれた、なら僕も彼の考えを尊重して彼の力になろう。そう決意して僕は明日の為に休む事にした。
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