第壱話:綾波さんは揉まれたい
第壱話:綾波さんは揉まれたい(承)
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のか、どうすればいいのか。それが分からない。
「あのね、あやちゃん。一つ策があるんだけど」
悩む綾波にサラトガは悪戯っぽく微笑んで言う。その言葉に、綾波は目を輝かせる。サラトガはユニオン随一の知将と名高いケイトの師匠のようなもので、作戦能力は高い。彼女がそう言うからには、きっと有効な策であるに違いない。
「なんですか、サラ?」
「あのね〜…」
綾波はサラトガの策の説明を受け、よし!と拳を握り締めた。確かに、上手くいきそうな策だ、と思えたからだ。流石サラトガである。
(指揮官…待っているです…)
真剣な眼差しでここからは見えない指揮官の方を見て、綾波は心で呟く。きっと、指揮官に揉んでもらう。そう決意して、綾波はサラトガ達と共に指揮官室に向かった。
指揮官室のケイトの背筋に何やら妙な悪寒が走ったのは、綾波達の存ぜぬところであった。
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