190部分:第十四話 夏の終わりにその八
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」
「嘘でしかないんですね」
「やっぱりそうなんだろうな」
陽太郎は月美と話していてこのことを再認識した。
「本当に」
「ですよね。ステラーカイギュウだって絶滅していなかったら」
「保護するのは人間の役目か」
「人間だけが駄目とかはないです」
月美はきっぱりと言った。
「人間は善でもあり悪でもある」
「だよな、よく言われるよな」
「だからそう言うのは間違いです」
「つまり何かだけが悪いってことはない」
「はい」
これが月美の言いたいことだった。
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