第18話。変人と体育祭。
[5/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
組との直接対決なんだぜ?マジになんのも当たり前だぜ。」
上からの声にそんなもんか、と納得する。俺には体育会的なノリは生まれ変わったも理解できん。
ちなみに俺らはA組、シロちゃんはB組。シロちゃんは騎馬の上、俺は騎馬の先頭である。
思ったよりがっちりしてると言う理由でなった。筋肉質の体を恨んだ。
さらに俺は陣形の一番先頭に位置する。一成からは一撃を入れろというありがたい言葉をいただいている。調子に乗るな。
思ったより体育会的なノリに酔っている一成がウザくなる晋吾だった。速く帰りたい。
とりあえず手加減に気をつけながら突進する。ルールは騎馬を崩すか、上に乗る者の鉢巻きを取るかであるため、有効である。
何騎か崩したり上の奴が奪ったりして、上の奴が俺ら超強ぇとか調子に乗っている頃、
シロちゃんが現れた!!
「衛宮か!!」
「なんや。」
「いや、お前のことじゃなくて・・」
「ごめんニイさん。漫才しているときじゃないんだ。」
シロちゃんもマジになっている。やべぇシロちゃん熱いな。ガチイケメン。
一成の時とは360度態度を変える晋吾であった。
ちなみにシロちゃんは騎馬の上である。上の奴とバトルを繰り広げるシロちゃん。
しかし、俺や舞弥姉ちゃんと戦闘訓練を一緒に受けていたシロちゃんは腕を伸ばしてくる上の奴、
・・・めんどいから上野でいいや。
上野の腕を受け流し、鉢巻きの奪取に成功するのだった。
「おお、やるなシロちゃん。」
「やるなじゃねぇよ。なんで体当たりしなかったんだよ。」
「何言ってるんや。対俺用最終兵器であるシロちゃんが出てきた瞬間に俺らの負けは決まってたんや。」
「なんだよそれ。」
「簡単な話よ。シロちゃんは・・うちの台所を握っている。」
「つ・・つまり?」
ゴクッと咽喉を鳴らす上野。俺の周りはノリのいい奴が多いな。
「機嫌を悪くさせる、怪我をさせる等のことが起きれば・・・・カップラーメン生活が待っている!!」
「すまん俺が悪かった。」
上野も分かってくれたようだ。
ちなみにだが騎馬戦は俺らのクラスが勝った。大人げない一成が戦術を持って無双するシロちゃんを打ちとったらしい。
とりあえず、終わったーーーーーー!!やふぅ〜〜〜!!
しかし体育祭は高校も合わせると後5年ある。鬱だ。はげしく鬱だ。
体育祭が終わった後、シロちゃんが個人競技で勝ちまくる姿を見て調子に乗った親父が寿司をごちそうしてくれることになった。
お前の金じゃなくて爺ちゃんの金だろニート。と言ってやりたくなったが黙っておいた。
よくよく、毎年親父がシロちゃんの活躍に調子に乗って
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ