187部分:第十四話 夏の終わりにその五
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トを書きながら少しだけその目を晴れたものにさせていた。
そのうえでだ。こう言うのだった。
「生きている場合もある、か」
「期待はできる」
「そういえば恐竜が生き残ってるとかってな」
「そういう話もあるわよね」
狭山と津島は今度はそう話をした。
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