第3章
月光校庭のエクスカリバー
第29話 聖剣、来ました!
[3/13]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
と千秋と燕ちゃんと目が合う。
「「・・・・・・・・・・・・ッ! ッッッ!? ッッッッッ!!」」
二人とも顔を真っ赤にして声にならない悲鳴をあげながら部屋から飛び出していってしまった。
「ふふ、二人とも恥ずかしがりやね。おはよう、イッセー」
「おはようございます、イッセーさん」
「おはよ〜、イッセーく〜ん」
残った部長、アーシア、鶇さんは何事もなかったようにあいさつをくれる。
「・・・・・・・・・・・・あ、あの、これは一体?」
「昨夜、イッセーさんが勝手にお休みになっちゃったので」
あれ、そういえば、俺、いつの間に寝てたんだ? 確か、部長が裸で俺と一緒に寝るって言い出して、アーシアたちまでもが裸で一緒に寝ると言い出して・・・・・・そこからの記憶がなかった。
「それで公平にね」
「みんなで寝ようってことになったんだ〜」
俺がいつの間にか寝てた間にそんなことになってたのか・・・・・・。
・・・・・・何か間違ってるような。
「あっ、そろそろ朝食の支度をしませんと!」
「いけない!」
「わ〜!」
「じゃあ、イッセー。またあとでね」
「お邪魔しました、イッセーさん」
「下で待ってるね〜」
そう言い残し、三人は部屋から退室していった。
「だはぁぁ・・・・・・部長の影響でみんなエロくなってきたような・・・・・・」
でも、それはそれで・・・・・・いや、アーシアはダメだ!
アーシアは守るべき存在! 守るべき存在がエロエロになるのは・・・・・・むしろよくね! ・・・・・・イヤイヤイヤイヤ!
かといって、部長をはじめ、他の子に何かすると、アーシアが怒りそうだし。
これじゃ生殺しだぁぁぁ!
俺の完璧なシミュレーションでは──。
『フフフフフ、ハーッハッハ! 今日はどの子を喜ばせようかな?』
『イッセーさん! 私に! 是非とも私にご慈悲を! お、お願いします! 私にご慈悲を!』
『何を言ってるの! イッセー、よくお聞きなさい! 私はイッセーがいないと生きていけないわ! さあ、早く私を満たしてちょうだい!』
『ダメ〜! イッセーくんにかわいがってもらうのは私と燕ちゃんだよ〜! ね〜、燕ちゃん?』
『・・・・・・お願い・・・・・・します』
『・・・・・・イヤ。イッセー兄、お願い。他の誰よりも先に私をめちゃくちゃにして』
『ハーッハッハ! 参ったなー♪ 俺の体はひとつしかないんですよー♪ そうだ──ジャンケンに勝った子からお相手をしてあげましょう』
『負けません!』
『私だって』
『絶対勝とうね、燕ちゃん!』
『ええ!』
『負けない!』
『『『『『ジャンケン、ポン! あいこで、しょ!』』』』』
『ハハハ、ハーレム王になったぞー!
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ