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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
第七十一話 劉備、何進を匿うのことその六
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のだ。
 その頭にはその南蛮象がいる。パヤパヤだ。
「何の用ニャ?」
「パヤパヤちゃんのおヘソのゴマを欲しいんだけれど」
「いいかしら」
「いいニャ」
 満面の笑みで答える猛獲だった。
「何か人を助けないといけない状況なのはわかるニャ」
「うん、だからね」
「御願いしたいの」
「御安い御用だニャ。それならニャ」
 こうしてだった。あっさりとだ。南蛮象のヘソのゴマも手に入った。そしてそのうえでだ。他の薬の材料は既にあった。そうしてだ。

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