巻ノ百四十一 槍が折れその十
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「そうじゃな」
大野が治房の言葉に頷こうとした、しかしここで彼の周りにいる旗本達が言ってきた。
「修理殿、敵がまた動きました」
「あれは松平越前殿の軍勢です」
「この状況で攻めようとしています」
「数も多いですぞ」
「あのままあの軍勢を好きにさせれば」
危ういとだ、彼等は口々に言った、それを見て大野もだった。
歯噛みしつつだ、治房だけでなく治胤にも言った。
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