第26話:課題消化!(その1:コックさんゲットだぜ!!)
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で「アガベ・アスール・テキラーナ」という背の高さが60サント位の植物です。これはテキーラという強いお酒の原料になります。もう一つは「ケイアップル」といって少し背の高い木ですが、実がオレンジに似ていて少し酸味があって美味しいんです。どちらもまだ収穫できる状態ではないので、もう少し時間が掛かりそうですが、きっと気に入って貰えると思いますよ。」
「お酒とオレンジですか。良いですね。美味しそうです。でも、いったいどれくらい遠くまで行ったのですか?聞いたことのない名前の植物ばかりなので、余り近くではないと言うことは解るのですが、どの辺なのかが全然解りません。」
これは、ラウラさんの質問です。さすが最年長。お酒も好きそうです。
「場所については話していませんでしたね。『ヴァルファーレ』が時速900〜1000リーグで飛んで1時間半から2時間といった所ですから、大体屋敷から南の方向に1600〜2000リーグの間位でしょうか。」
「1600リーグから2000リーグですか!?もの凄く遠いです。私の村からこのお屋敷まで、たしか30リーグですが、それでもお屋敷までは遠くに感じていましたのに、それの50倍以上も遠いなんて。」
「本当に遠くよね。それにしても『ヴァルファーレ』さんて、そんなに早く飛べるんですか?風竜よりもずっと早いですよね。」
「本気になればもっと早く飛べるんですよ。しかも飛んでいられる時間も風竜より長いので、ハルケギニア中で行けない所はありませんね。」
みんな、本当に驚いています。これだけの能力を持った生物は、このハルケギニアには他にいませんから想像も出来ないのでしょうね。
さて、それでは、次に皆さんの報告もお聞きしましょう。
「私の方はこれ位でお終いにしましょう。皆さんの方はどうでしたか?」
こうして、僕のいなかった間のことを報告してもらい、大体今週合ったことは確認できました。(外伝2参照!!)
****************
夕方、仕事が終わって屋敷に帰ると、アニーが待っていて、父上が話しがあるので執務室の方に来るようにと伝えてくれました。急いで行ってみましょう。
「父上。アルバートです。」
ノックをして、中に話しかけます。
「アルバートか。入りなさい。」
執務室の中に入って、父上の前に行きました。
「父上、何かお話があるそうですが、何でしょうか?」
「昨日の件で。朝一番に皇帝閣下に鷹便を飛ばしたのだが、もう鷹便が帰ってきた。昨日の夜の通りの内容で手紙を送ったのだが、まさかこんなに早く返事が来るとは思わなかったよ。おまえも読んでみなさい。」
鷹便で着いた手紙を渡されました。内容は大体わかりそうな気がしますが。
……… 手紙・読んで
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