第26話:課題消化!(その1:コックさんゲットだぜ!!)
[2/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
う。
その後、『事務局』に行って、朝の挨拶をしながら自分の席に行きました。
「お早うございます。昨日は僕のお迎えのために遅くまで残って頂き、有り難うございました。まずはお土産です。皆さんの机を合わせてくれますか。」
そう言って、みんなの机を合わせてテーブルを作り、持ってきたお土産の袋をその上に乗せました。中からドライフルーツや魚の干物、燻製、干し肉やハム、ソーセージ等を出して、並べて見せます。
みんなの喚声が上がり、それぞれ公平に分け始めました。量があるので分けるのも大変ですが、楽しそうですね。特にドライフルーツやお菓子類は嬉しいようですね。
お土産に入っていた小さなチョコレートのケーキは、何種類かのジャムが入っていて、食べてみないと何のジャムが当たるか解りません。少しお酒が入っているのか、しっとりとして良い香りがします。
今日のミーティングは、お茶を飲んでケーキを食べながらになりました。
まず最初に、僕の方から今回の旅の成果を報告します。内容的に全部は話せないので、一部省略しますが。
「今回の旅は、前にも行った場所なので、移動自体は何も問題なく、一気に飛んで行くことが出来ました。
目的地に着いて、キャンプの準備をしてから一度森に入り、1時間ほど掛けてゴムの木の確認と、幹に傷を付けて樹液を受ける容器をセットしてから、他の所を探して新しいゴムの木を5本見つけることができました。これで合計16本のゴムの木を手に入れることが出来たので、今回は樹液も沢山取ることが出来ましたよ。」
「アルバート様お一人で森の中に入ったりして、危なくないのですか?』
ベラさんから質問がありました。普通、そう考えるでしょうね。
「あの辺りは人も居ませんし、危険な毒を持った生き物もいないので大丈夫ですよ。危険な獣や幻獣は近づく前に『ヴァルファーレ』が見つけて、僕にはすぐに警告が届きます。これまでに狼のような獣が群れで来たことが一度ありましたが、『ヴァルファーレ』の通常技で一瞬で吹き飛ばされてしまいました。」
「わあ〜!『ヴァルファーレ』さんて、凄いんですね。」
そうです。凄いんです。その上必殺技(シューティング・レイ)も有りますから、このハルケギニアの世界では、ほとんど無敵と行っても良いでしょう。えっへん!!
「向こうでやっていたことは、毎日ゴムの木から樹液を取ることだけですから、空いた時間を使って、前来た時に探せなかった辺りの調査をしました。この調査で、面白い物を見つける事が出来たんですよ。」
「面白い物ですか?いったいなんでしょう?」
グレーテルさんの話し方は、アニメ版のカトレアさんかな?何かホンワリしますね。
「植物なのですが、一つは「リュウゼツラン」の1種
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ