第十二幕その十
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「必死にね」
「大阪城に行ってね」
オズマがここでお話しました。
「もう大阪の名物を集めてね」
「そしてなんだ」
「腹ペコタイガーには全部食べてもらうわよ」
「うわ、それは素敵だね」
腹ペコタイガーはそのお話に笑顔になりました。
「じゃあ楽しみにしてるね」
「是非ね」
「食べてそして」
そのうえでと言う腹ペコタイガーでした。
「その後は」
「天守閣に登るわよ」
「大阪城の」
「皆でそうするわね」
「それもいいね、それに実はね」
「実は?」
「虎だからね」
だからとも言う原ペコタイガーでした。
「僕阪神が大好きになったよ」
「同じ虎だからだね」
「うん、応援も村山さんのピッチングも素敵だし」
このこともあってというのです。
「大好きになったよ」
「僕はライオンズになるかな」
こう言ったのは臆病ライオンでした。
「同じライオンだしね」
「じゃあタイガースとライオンズの試合の時はね」
「お互いに応援し合おうね」
「そうしようね」
こうしたお話もしてでした、そのうえで。
皆で阪神の試合と応援を見て楽しんででした。それから。
今度はその大阪城に行きました。皆は天守閣の前に集まってです。大きなテーブルの上に大阪の名物を全部でした。
出してそのうえで食べます、そしてそれを食べるとです。どれも美味しくてカルロスは大阪のいか焼きを食べていいました。
「このいか焼き美味しいよ」
「普通いか焼きっていうと」
トロットがカルロスに応えました、見ればこの娘も卵と小麦粉で作ってソースを塗った生地の中に烏賊が入っているそれを食べています。
「烏賊をそのまま焼いてるけれど」
「それがですよね」
「大阪だとこうなのね」
「こっちのいか焼きもあるんですよね」
「それでこれもね」
こちらのいか焼きもというのです。
「美味しいわね」
「そうなんですよね」
「たこ焼きもいか焼きもある」
「素敵な街ですね、大阪は」
「そうよね」
こう二人でお話するのでした。
「いか焼きについても」
「面白くて」
「うん、そもそも蛸も烏賊もこれだけ食べるのはね」
キャプテンはたこ焼きを食べています。
「大阪ならではかな」
「そうみたいです、特に蛸はです」
「大阪ではよく食べるね」
「そうなんです」
そのたこ焼きで、です。
「美味しいですから」
「だからですね」
「はい、本当に」
実際にというのです。
「僕も大好きですし」
「じゃあいか焼きの次は」
「たこ焼きを食べます」
「他のものも食べましょう」
ドロシーはきつねうどんを食べています、薄揚げとうどんの麺とおつゆが合わさっていてとても美味しいです。
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