第46話
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二人は愛の営みもしていたかも。」
「ちょっ、アル、ゲルド!?」
「この場には知事閣下や殿下達もいるのに、他人の情事を口にするのはさすがにどうかと思うぞ……」
「ふ、ふええええっ!?ア、アリサさんって恋をしたら凄い情熱的な人になるんですね………」
「うふふ、まあアリサお姉さんみたいなタイプは惚れた相手に対して一途な性格になるでしょうから、ひょっとしたらエリゼお姉さん達よりもラブラブかもしれないわね♪」
からかいの表情を浮かべたシャロンの言葉にそれぞれ同意して答えたアルティナとゲルドの言葉を聞いたユウナは顔を赤らめて慌て、クルトは疲れた表情で指摘し、ティータは驚いた後頬を赤らめて興味ありげな表情をし、レンは小悪魔な笑みを浮かべた。
「お互い既に成人してお互いの家も認めた婚約者同士なんだし、結婚よりも先に子供を作っても構わないわよ?私があの娘を産んだ年齢も結構若かったし。」
「うふふ、勿論お二人の子供のお世話はわたくしが責任を持ってする所存ですわ。ですので安心して”ハメ”を外していただいて結構ですわよ♪」
「いや、外しませんから!?」
イリーナ会長に続くように答えたシャロンのからかいも混ぜた提案にユウナ達が冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中リィンは疲れた表情で声を上げて反論した。
その後レーグニッツ知事達の部屋を退出したリィン達はオリヴァルト皇子達が待機している部屋を訊ねた――――
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