第46話
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ったという情報を見た記憶があるのですが。」
リグバルド要塞に待機していた機甲兵達の事を思い返したセレーネの言葉に続くようにリィンはある事を思い出して呟き、ジト目で呟いたアルティナはある事が気になり、その疑問を口にした。
「………第二もそうだけど、第一――――つまり、エレボニア帝国の貴族、革新両派閥の関係者であった我が社の上層部達はクロスベル帝国政府より国家反逆罪や反乱助長罪と言った何らかの”容疑”をかけられて、その容疑に対する”判決”として降格や解雇をされたわ。―――その代わり新しい上層部にクロスベル帝国政府の関係者達が着いたのよ。」
「ちなみに第二製作所の新しい取締役はエイフェリア・プラダ元帥閣下が、第一製作所の新しい取締役はリューン様ですわ。」
「そ、そんな……!?」
「い、幾ら何でも横暴じゃないですか!?エレボニアの派閥の関係者だからと言って、何も犯罪を犯していない人達を”犯罪者”扱いするなんて……!」
「ヴァイスさん………」
イリーナ会長とシャロンの説明を聞いたアルフィンは悲痛そうな表情をし、ユウナは怒りの表情で声を上げ、ティータは辛そうな表情をした。
「―――そうかしら?他国の派閥の関係者なんて、国が乱れる”原因”になる可能性が非常に高いのだから、ヴァイスお兄さん達は危険の芽を摘み取っただけだと思うわよ。」
「それにエイフェリア元帥閣下とリューン様は魔導技術者として優秀な方達で、導力技術もすぐにものにしたと伺っております。技術者として優秀で、クロスベル帝国軍の上層部でもある御二方が取締役になった事はRFにとって結果的にプラスになったのではないでしょうか?」
するとその時レンとエリゼがそれぞれ意見を口にし
「そうね。実際二人は技術者としても優秀で、兵器に限らず様々な鉄鋼製品を開発し続けているし、二人を含めた新たな上層部達はクロスベル帝国政府でも上層クラスだから、政府との取引もスムーズになって時間を節約できるから、RFの会長としては第一、二の上層部達を挿げ替えられた事に関して思う所はないわ。」
「ハハ、エレボニア帝国政府としては耳が痛い話ですな………そう言う訳だから、何とか少しでも値下げをしてもらう糸口を見つける為にイリーナ会長と話をしていたのさ。」
エリゼの言葉に頷いたイリーナ会長の話を聞いたレーグニッツ知事は苦笑しながら答えた。
「そうだったのですか…………その、知事閣下は現在のエレボニア帝国政府の方針をどうお思いなのでしょうか?――――女神様から与えられたハーメルに対する”償い”を無視し続け、”北方戦役”を機に西ゼムリア大陸の戦乱が終結したにも関わらず軍拡をし続けるエレボニア帝国政府の方針を………」
「アルフィン…………」
辛そうな表情でレー
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