ペルソナ3
2078話
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言い争いをしている、葉加瀬とセシルの下に。
「きゃっ! え? ちょっと、これ……」
「わぁっ、これがペルソナですか。私が聞いていた話と、随分違うようですが……」
あっという間に言い争いは終わり、葉加瀬はペルソナに夢中になるのだった。
『おや、アクセル代表。随分と久しいのう』
ペルソナの調査をしてから、数日後……俺の姿は、ホワイトスターにある通信室にあった。
空中に浮かぶスクリーンに映し出されているのは、各世界の代表達。
いやまぁ、中には今俺を見てからかうように言ってきた近右衛門のように、世界ではなく1つの組織の代表という者もいるが。
「ああ、そっちにも連絡は行ってるだろうが、つい最近ペルソナ世界から戻ってきたからな」
『ああ、聞いている。新しい世界だったな。ペルソナとかいう特殊能力があるとか。カガリも興味深そうにしていたよ』
ウズミが、俺の言葉に興味深そうに告げてくる。
そうなれば、他の面々も……特に魔法というのを最大の特徴としているネギま世界の近右衛門は、その視線が鋭い。
勿論他の面々……ギアス世界の星刻や、マクロス世界のハワード、ナデシコ世界のアカツキ、W世界のノベンタといった面々も同様だったが。
マブラヴ世界は、どうやら相変わらずこの会議に参加する事は出来ないらしい。
アカツキは俺がナデシコ世界に行った時に直接会っていたから、その辺は大体理解していたのだろう。
そして、W世界からはやはりノベンタが顔を出していた。
……まさに、各世界の首脳が大集合って奴だな。
まぁ、実際には近右衛門やアカツキを見れば分かるように、本当の意味で首脳とは言えないような面々も含まれているのだが。
「そうだな。ペルソナという特殊な存在を召喚する事が出来たり……」
と、ペルソナ世界についての説明をする。
当然のように、皆が興味深そうにその説明を聞いていた。
「まぁ、そんな感じだな。詳しくは後で情報を渡すから、それを楽しみにしていてくれ」
現在政治班の面々が各世界に流してもいい情報を纏めている。
当然その情報の中には、隠しておくべき事は書かれていない。
あくまでも、俺達シャドウミラーが……正確には政治班が流しても問題がないと思う情報だけが、記されている筈だった。
いやまぁ、近いうちに武治もこのメンバーの一員になるのだから、詳しい話はそっちで聞いて貰えばいいんだろうが。
『ふむ、それでアクセル代表。今までのパターンから考えると、アクセル代表もペルソナ世界で何らかの力を得たと、そう考えてもいいと思うのだが……どうかね?』
ハワードのその言葉に、映像スクリーンに映し出されている者達の表情が俺に向けられる。
そこに期待が込められてい
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