冒険の夜明け
EP2 基本と応用は相容れない
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た。
【無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!】
【無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!】
【無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!】
【無駄ァ!!!!!】
まるで時を止めたかのような超スピードで、ボルテッカーのラッシュを叩き込んだ。しかも、全て急所に当たった。結果、ポカブは目を回して倒れた。
「あれが……ピカチュウの本来の力……なのか?並の最終形態ポケモンを瞬殺出来るじゃねえの?」
敗れて悔しいというよりも、ピカチュウの本気の一端を見せつけられて唖然としたトウヤだった。
よって、このバトルの勝者はサトシとなった。
「やったぜ!ピカチュウ、フカマル!」
サトシが2匹に駆け寄り、抱き合った。
「アハハ。完敗だよ。してやられた。でも、すっきりした」
トウヤはポカブの元に駆け寄った。
「お疲れ様、ポカブ。ゴメンな。勝たせてやれなくて」
ポカブの方も、申し訳なさそうにしていた。
「次は勝とうぜ。沢山経験を積もう!」
新たな決意を胸に、トウヤペアは前向きに捉えて行った。
「くっ、くそ!」
シューティーは壁を殴りつけた。殴った方の右腕は、僅かながらに血が滲んでいた。
「僕はこんな負けは認めないぞ!こんな基本のなってないバトルなんて、絶対に認めない!良いか!この田舎者の穢れた血め!次はこうはいかない!もっと強くなって!!お前を完封なまでに叩き潰してやる!絶対にお前を跪かせてやるからな!覚えてろ!!」
三下の小悪党の様な捨て台詞を吐いて、逃げる様に去って行った。
「何だよあの態度!それに穢れた血って!」
「本当にゴメン、サトシ。ああいう奴でさ、オレもハーフだからあいつに差別的な言葉を投げかけられるんだ。まあ、それ以外の人が良い人ばかりだから大して気にしてないんだけど」
「なあ。トウヤ。さっきの言葉ってさ、どういう意味なんだ?酷い言葉だってのはオレでも分かるんだけど」
「あいつが思い付く限りの最悪な言葉さ。他地方の人間に対する呼び方の、最低の汚らわしい言葉なんだ」
「そうか。でも、今はポケモンの回復の方が先だ。行こうぜ!」
「ああ!」
そう言って2人は、アララギ研究所に戻って行った。先程のバトルを、ミジュマルは見ていた。
【オレは……】何かしらの決意を固めた表情をして
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