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ヒロシ:「テレビや新聞にも公表されない
オーキド博士達の調査、、、。しかも内容が
人とポケモンの関係を良い方向へ導くものなら、
結果が出る前から世間に公開しても
おかしくはなかった、、」
マツノ:「確かにそうだな。なら、
オーキド博士は何故黙っていたんだね?
これじゃあまるで、何か裏があるとしか
思えんな」
ヒロシ:「口止めされていたんでしょうね。
同じ研究をする、チーム内の誰かに」
マツノ:「チーム内の誰か?」
ヒロシ:「ここからは俺の憶測ですけど、
チーム内の誰かがこの研究に関して、
世間に公開する事を伏せようとした」
マツノ:「む?、、何故そんな事を。
人とポケモンの関係をより良くする内容なら、
公開しても良いと思うのだが、、、」
ヒロシ:「その理由は恐らく、、」
その時、ヒロシの携帯が鳴った。
ヒロシ:「あ、ちょっと失礼します。
、、どうしました?マリナさん、、」
電話の相手はマリナであり、ヒロシは
席を外す事なくその場で電話に出た。
ヒロシ:「はい、、え!?
古代書の解析が終わったんですか!?
わかりました!すぐに戻ります!」
電話の内容は古代書の件であり、
ポリゴンの協力により
解析が終わったとの事であった。
マツノ:「何か急用でも出来たかな?」
ヒロシ:「はい。実はマリナさんに
以前から頼んでいた件がありまして、
それが終わったみたいなんです。
今すぐ戻るようにとの事でしたので
そろそろ戻らないと、、」
マツノ:「そうか、、もう少し
君の話を聞きたかったが、仕方ないな、、」
ヒロシ:「それなら明後日、俺たちが
世界を変えた後にまたお訪ねします」
マツノ:「明後日か、、その言い方だと、
まるでシルフを倒す事を前提にしている
ようだな、、頼もしい事だ。それに、
今の君の目には何も迷いが感じられない。
シルフが世を脅かしているというのに、
君は、、」
ヒロシ:「俺は明後日で世界が終わるなんて
思っていませんから」
マツノ:「!」
ヒロシ:「俺もサトシ達も、何一つ
諦めている事なんてありません。
取られた大切な物を取り返しに行く。
それだけです」
マツノ:「そうか、、。君と話が出来て
良かった。私も、希望は捨てないように
しよう、、、。君たちに全てを賭ける」
2人は立ち上がり、ヒロシは部屋の扉へと
向かった。
ヒロシ:「今日は話に付き合って頂き、
ありがとうございました。って言っても、
マツノさんの参考になるような話は
出来ませんでした
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