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ロボスの娘で行ってみよう!
第61話 混乱の後任人事
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にシュタイホフ元帥が宇宙艦隊の再編を行ったが、足の引っ張り合いで再編は益々遅延し、7月になっても艦隊数は6個艦隊と僅か2個艦隊しか整備できない状態であった。

装甲擲弾兵総監の人事は大貴族が地上部隊の指揮を嫌ったために、比較的早く決まり、元憲兵総監クラーマー大将が上級大将に昇進の上就任した。此は人材不足を如実に物語る人事であった。後任の憲兵総監にはオッペンハイマー中将が大将に昇進の上就任した。

この後装甲擲弾兵の士気は下がりまくりで、精強な姿が次第に見られなく成っていくのである。

宇宙艦隊司令長官はこの状態でも人気があり、大貴族からはブラウンシュバイク上級大将、リッテンハイム上級大将などが、立候補し軍部でもメルカッツ提督を押す者やゼークト提督を押す者など数グループに分かれて牽制し合っているのである。

ブラウンシュバイク公やリッテンハイム侯はやる気はあったが、実力が伴わず、メルカッツ提督は自らの限界を知っているため、一歩引いた形で有る。その他の候補者は汚名返上を狙うクライスト提督、シュトックハウゼンとの喧嘩が飽き飽きのゼークト提督、今一度栄光をと言うヴァルテンベルク提督、どうでも良いというシュトックハウゼン提督など、皆それぞれにバラバラの考えであった。

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