ペルソナ3
2077話
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け出せば、その先にいるのは当然のようにサークル・レーザーを放っていたメギロート。
急速に近づいてくるその機体に向け、ビームマシンガンの銃口を向け、トリガーを引く。
他人から見れば殆ど狙いを付けていないように見えるだろうが、俺のガンファイトのレベルと射撃や命中というステータスの高さを思えば、この程度はどうという事はない。
そうしてビームマシンガンから放たれた無数の小さなビーム弾は、次々とメギロートの身体を貫いていく。
へぇ、確かに以前に比べると威力が若干だが上がっているのは間違いないな。
爆散していくメギロートを見ながら、エナジーウィングを使ってその場で強引に機体の方向を変える。
そう言えば、他の機体には今回の改修でガンダニュウム合金の装甲を組み込む他にマクロス世界のISCを組み込むって話だったが、それによって普通の面子でも今みたいに機体を動かすことが可能になるだろう。
勿論ISCはあくまでも一時的にGを保存しておくといった感じになるので、延々とそんな真似が出来る訳ではないのだが。
……フォールドクォーツが限られているというのは、痛いよな。
マクロス世界のバジュラ戦役。
その最後の戦いで俺達が倒したバジュラは膨大な数になるが、それでも有限なのは間違いない。
しかもヴァールシンドロームの件で、現在バジュラに対する印象はマクロス世界ではかなり悪いから、迂闊にフォールドクォーツを買い漁るのも難しい。
一応新星インダストリーやL.A.Iから向こうが持っているフォールドクォーツを買い取るという交渉もしているのだが、有限な代物だけに、当然向こうもそう簡単に売ってはくれない。
それどころか、こちらに買い取りを申し出てくるって千鶴が言っていたな。
まぁ、バジュラは女王級を含めて高い知性を持っているし、最終的には人間と和解――と言ってもいいのかはちょっと微妙だが――した事もあって、フォールドクォーツを体内に持ってるとはいえ、バジュラを殺す事は出来ない。
そもそも、バジュラは纏めて別の銀河系に去ってしまったし。
今は何とか人工のフォールドクォーツの開発をしているらしいが、現在のところ人工のフォールドクォーツ……フォールドカーボンは、天然物に到底及ばない。
ガンダニュウム合金と同じく、フォールドカーボンもマクロス世界でなければ作れないというのが痛い。
魔法球の中で研究が出来れば、一気にその辺りはどうにかなりそうなものを。
そんな風に考えつつ、急激な方向転換をしたミロンガ改はこっちに向かって角で貫こうとするメギロートに向け、左手でビームサーベルを展開する。
真っ直ぐにこっちに向かってくるメギロート。
だが……当然のように、他のメギロートも俺の動きを黙って見ている訳ではない。
ミロンガ改の背後から真
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