マメに食べよう!豆料理特集・1
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だった。その手には大きな段ボールが抱えられている。
「ゆうべはぁ、お楽しみでしたねぇ〜?うふふふふふ♪」
ネタが古いぞ、ネタが。なんでドラ〇エTのネタなんて詞ってんだよ。
「んな事より、抱えてるそれは……野菜か?」
「そうで〜す。お豆さんがい〜っぱい採れたのでぇ、お裾分けに来ました〜♪」
そう言って山雲の下ろした段ボールの中には、様々な種類の豆が入っていた。蚕豆に、いんげん、エンドウ豆にグリーンピース。それに少しだが枝豆もあるな。豆類には意外と6月辺りから旬を迎える種類が多い。保存も利くし、料理で味を変え品を変え、レパートリーを多くもしやすい。
『今晩は豆料理でいくか』
と思い立った。
思い立ったが吉日、という事で執務室のドアに『開店準備中・邪魔したらキレる』と貼り紙をしておく。これでよし。
「あとは豆料理で何を作るか、だがーー……」
1週間ぶりに店を開けるとなると、客が押し寄せる事が予想される。というか、確実にそうなる。その場合、1度に大量に作れて尚且つ作りおきできるレシピがいいな。
「うっし、ポークビーンズとかの煮込み系にすっか」
善は急げだ、早速取りかかろう。
《大豆でもイケる!ポークビーンズ》※分量:4人前
・カレー用豚肉ブロック:320g
・豚肉の茹で汁:100cc
・ブロックベーコン:120g
・にんにく:1片
・玉ねぎ:1個
・ニンジン:1本
・ホールトマト:400g
・トマトケチャップ:80g
・インゲン豆(水煮の缶詰が楽だぞ):240g
・クミンパウダー(あれば):適量
・チリパウダー(無ければ一味):適量
・塩コショウ:適量
・パセリ(あれば):少々
さて、まずは豚肉を下処理していく。フライパンに油を引いて熱し、豚肉をサッと焼いていく。軽く焼き目が付いたら、肉がひたひたになる位の水を注ぎ、柔らかくなるまで茹でる。茹で上がったら茹で汁を100cc取っておく。
豚肉を茹でている間に野菜も下準備しておこう。玉ねぎとニンジンは豆の粒と同じくらいの大きさになるようにそれぞれみじん切りと角切りにしておく。にんにくもみじん切りだ。インゲン豆は生の豆の場合は柔らかくなるまで煮ておくように。缶詰ならそのままでOKだ。
鍋に油を引いて熱し、ベーコンを炒める。ベーコンが焼けてきたらニンニクを加えて更に炒める。ニンニクから香りが立って来たら、玉ねぎとニンジンを加えて更に炒め、全体に油が回ったらケチャップ、軽く潰したホールトマト、豚の茹で汁を加える。
豚肉とインゲン豆を加えたらクミンパウダーとチリパウダーを加え、10分程煮込む。味見をして、塩
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