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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第36話 奪われた聖剣、予想だにしなかった再会
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た、祐斗の事は任せてください」
「それともう一つ話があるの……今回の事は魔王様に報告するわ」
「……そうですか」
「ごめんなさい、あなたに迷惑がかかるかも知れないけどコカビエルが出てくるとなれば報告しない訳にはいかないの」
「構いません、リアスさんの判断は間違っていませんよ。遅かれ早かれ接触することになるでしょうしそれが早まっただけです」
コカビエルがどれだけの強さかは知らないが、もしかしたら俺でも勝てないかもしれない。何より戦争が起きかねないこの状況で魔王に報告しない訳にはいかないだろう。
「……ありがとう、イッセー。あなたには本当にお世話になってばかりね、今度何かエッチなお礼でもしてあげましょうか?」
「うえっ!?何を言っているんですか!あなたには想い人がいるんでしょう!?」
「ふふっ、冗談よ。皆をお願いね」
リアスさんはウィンクしながら部室を出ていった。俺はちょっと顔を赤くしながら外で待っている皆の元に向かった。
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――――――
―――
side:祐斗
イッセー君と合流した僕たちはゼノヴィアさんたちにこの町の地理を知ってもらうためにイッセー君の家に向かっていた。どうしてイッセー君の家に向かっているのかというとこの町の地図をイッセー君が持っているらしいからだ。
「これは君の家か?随分と大きな家に住んでいるんだな」
「すっごい豪邸だね!一人で住んでいるの?」
「いや、アーシアと小猫ちゃん、朱乃さんも住んでいる」
「はい、ちょっと事情がありまして」
ゼノヴィアさんとイリナさんの言葉にイッセー君と小猫ちゃんが答えた。流石に3人と交際していて同棲までしているなんて話せないよね。
「よし、皆、まずはこれを見てくれ」
イッセー君が広げたのは大きな地図だった、この町の全体が書かれており至る所に赤ペンで丸が付けられていた。
「この赤い丸が付いている場所は人目の付かない森や廃墟がある場所だ、まずはこの辺りを手分けして捜索していこう」
「班分けはどうするんだい?」
「そうだな、ゼノヴィアと紫藤はこの町の地理に詳しくないからオカルト研究部の誰かと行動を取った方が良さそうだ。ここは万が一の時の安全も考えてスリーマンセルで行こう。メンバーは俺、祐斗、紫藤。次に小猫ちゃん、アーシア、ゼノヴィアのチームでどうだ?」
「アーシアと一緒か、なら気合を入れていかないとな」
「ゼノヴィアさん、お願いしますね」
「僕は異論はないよ」
「私もそれでOKだよ」
全員がイッセー君の言ったチーム分けに賛成と言ったが、小猫ちゃんだけ不満そうな表情を浮かべていた。
「イッセー先輩、どうして私はイッセ
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