第45話
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があるんですね………――――って、まさかとは思いますけどあのエロ皇帝があたしを落としてハーレムの一員にする為とかじゃないでしょうね?」
アルの話を聞いて驚いた後意外そうな表情をしたユウナだったがすぐにある事に気づくとジト目でアルに訊ね、ユウナの発言にリィン達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「ユ、ユウナさん………」
「さすがに常識に疎い私でもその言い方はあの王様に対して失礼だと思うのだけど……」
「幾らその可能性が十分に考えられるとはいえ、さすがに不敬では?」
「何気に君もヴァイスハイト陛下に対して不敬な発言をしているぞ……」
「うふふ、まあ、”好色家”を公言しているヴァイスお兄さんなら本当にやりかねないわよね♪」
「レ、レンちゃん!」
「す、すみません。自分達の教育不足で生徒達がヴァイスハイト陛下やアル皇妃陛下に対して失礼な発言を……」
我に返ったセレーネとゲルドは困った表情をし、呆れた表情をしたアルティナの指摘にクルトは疲れた表情で溜息を吐き、小悪魔な笑みを浮かべたレンの発言を聞いたティータは冷や汗をかいて慌てた表情をし、リィンはアルに謝罪した。
「フフ、普段のヴァイスの言動や行動を考えるとユウナ達がそう言った邪推をする事はヴァイスの自業自得ですから私は気にしていませんよ。」
謝罪されたアルは苦笑しながら答えた後その場を離れた。
「はあ〜、緊張してきたかも。いきなり初対面の―――それも三帝国のVIP相手に挨拶とか、無茶振り過ぎません?」
「”新Z組とぜひ話したい”と時間を作ってくれたらしいからな。ティータ達―――君達についてはオリヴァルト、リーゼロッテ両殿下とイリーナ会長、それにエフラム殿下達からそれぞれリクエストがあったらしい。」
「えへへ、オリヴァルト殿下とちゃんと話すのは久しぶりなのですごく楽しみです。アリサさんのお母さんとはお会いするのは初めてですけど。」
「エフラムお兄様達はレンやリィンお兄さん達、アルフィン夫人はオリビエお兄さん達――――エレボニアのVIP達だろうけど………そのリクエストをした要求した人物の中にリーゼアリアお姉さんも含まれていて、リーゼアリアお姉さんが話したい相手はリィンお兄さんとエリゼお姉さんなんでしょう?」
緊張している様子のユウナに説明をしたリィンの話を聞いたティータは嬉しそうな表情をし、レンは意味ありげな笑みを浮かべてリィンに問いかけた。
「あ…………」
「え、えっと…………」
「…………………」
レンの問いかけを聞いたアルフィンとセレーネはそれぞれ気まずそうな表情で目を伏せて黙り込んでいるエリゼに視線を向け
「……ええ。―――エリゼ、14年前の件とこの前の件でリーゼアリアに対して
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