ペルソナ3
2075話
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一緒にするなよ。……取りあえず、これでテスト艦の受け渡しは完了。依頼も終わったと考えていいんだな?』
「ああ、それは問題ない。じゃあ、俺はまだ色々とやることがあるから、そろそろホワイトスターに戻るぞ」
『わかった。じゃあ、またな。また今度暇が出来たら連絡を寄越せ。アルトやミシェル、ルカもお前と会いたがっていたからな』
そうして短く言葉を交わし、俺はその場から飛び去るのだった。
『ああ、あれ? 考えてもみなさいよ。クレイドルくらいの大きさを持つ都市艦が、海……はともかく、湖とかそういう場所に降りられる訳がないでしょ? だから、クレイドルに限っていえば、基本的には地上に着地も出来るようになってるのよ。……まぁ、クレイドルくらいの大きさを持つ都市艦が降りられる地面ってのも、見つけるのは難しいけど。取りあえず地面にある障害物とかを粉砕して、クレイドルが着地出来るようにしておく機能は必要でしょ』
クレイドルを空間倉庫に収納した後、俺はそのままW世界にやってきていた。
そうして約束の宙域でリーブラの姿を見ながら、ピースミリオンが来るのを待ちつつ、ホワイトスターにいるレモンと会話をして時間を潰す。
その際にクレイドルについての話になったのは、さっきクレイドルを空間倉庫に収納した俺としては、当然だった。
で、出て来た言葉が……今の通り。
いやまぁ、納得するかどうかと言われれば納得出来る内容ではある。
北海道以上の大きさを持つ都市艦なのだから、それは当然湖とかに着水するのは無理だろう。
レモンが言ってる通り、どこかの地面に着地するにしても……北海道程の広さのただの地面というのも、ない訳ではないだろうが、見つけるのはかなり難しい。
あっても、岩とかそういうのが普通にあるだろうし。
そういうのをどうにかする為に、その手のシステムが考えられるのは、おかしな話ではない。
もっとも、それでも最善の選択肢は海に着水する事だろうが。
『そう言えば、美鶴が卒業するって話だけど、こっちで暮らすの?』
「多分そうなると思う。幸い、ゲートも巌戸台に設置出来たし。まぁ、美鶴は大学やら対シャドウ特殊部隊の設立とかで、かなり忙しくなりそうだけど……っと、悪い。ピースミリオンが来た。通信を一度切るな」
『分かったわ。頑張ってね』
そうして通信が切れると、やがて俺の言葉通り映像モニタにピースミリオンが姿を現す。
『お、本当にアクセルだ』
そのピースミリオンから通信が入り、映像モニタに映し出されたのはデュオ。
後ろには、ヒルデやハワード、サリィの姿もある。
……サリィは連合軍に所属していた筈なんだが……
「本当にってどういう意味だよ」
『いや、だって突然いなくなったし。何でも、別の世界
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