ペルソナ3
2075話
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ど、量産する訳にはいかないか。それこそ、何でこんな広さにしたのか、疑問だな」
『俺が聞いた話では、取りあえず現在の技術の粋を使って作るって事だったらしいけどな』
「それで、量産出来ない代物にしたってのは、ちょっと分からないけどな」
いや、もしくは一度フラッグシップのような代物を作って、そこから量産する為の検討をするのか?
それこそ、シャドウミラーでニーズヘッグで新技術を試すかのように。
……まぁ、ガンダニュウム合金を使ったPS装甲は、一気に全ての機体に使用する事にしたみたいだが。
もっとも、シャドウミラーのPS装甲の技術レベルは相当に高い。
元々PS装甲を開発した者達の中心人物の1人のマリューがいるというのもあるが、PS装甲の弱点を気にしなくてもいいというのが大きいだろう。
元々PS装甲はエネルギー切れになれば装甲の色が変わって戦っている相手にも丸分かりだったし、エネルギー消費も相当に激しい。
だからこそ、通常の装甲の下にPS装甲を使ってエネルギー切れを分からなくしつつ、攻撃があった瞬間だけPS装甲が発動するTP装甲や、装甲に流す電流の量を調整して使用するエネルギーのロスを少なくするVPS装甲といった派生技術が発展した。
だが……シャドウミラーの機体の場合は、基本的に永久機関たるブラックホールエンジンやら、時流エンジンやらが使われている。
だからこそエネルギー切れの心配はいらないので、PS装甲で何も問題はないのだ。
それどころか、エネルギー切れの心配をしなくてもよくなった分、純粋にPS装甲の技術が研究されて、正統進化とでも呼ぶべき感じになっているらしいし。
『アクセル、取りあえず早いところこのマクロス級を収納してくれ。……本当に収納出来るんだよな? いや、お前がそういう能力を持ってるってのは分かってるんだが、それでもこれだけの大きさとなれば……』
「問題ない、似たような物を収納した事もあるしな」
それだけを告げ、俺は唖然としているオズマをそのままに、クレイドルに機体を近づけていく。
ただ、俺の空間倉庫には1つの欠点がある。
それは……
「一応聞いておくけど、人間を始めとして生き物はこの中にいないよな?」
『え? ああ、その辺は問題ない。S.M.Sでしっかりとチェックした』
「そうか」
以前SEED世界でザフトの宇宙艦を空間倉庫に収納しようとした時、中に人が入っていて収納出来なかった事がある。
あの時は……工作員か何かだったよな?
サトーとかいう名前だったか?
これは別にオズマを疑っている訳ではない。
……そもそも、北海道より大きな都市艦なのだから、当然のようにそれをS.M.Sのメンバーだけで守り切るのは不可能だろう。
そして、マクロス世界の者にとって
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