ペルソナ3
2074話
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に責められているような気がしないでもない。
と、取りあえず……ペルソナ世界に行く前に、何か食べるとするか。
武治は向こうで処理するから別にいいって言ってたけど、一応鳥海には顔を見せておいた方がいいだろうし。
それに、アパートの解約の件もある。
まぁ、こっちはこっちで荒垣が話を通しておくって言ってたから、放っておいても問題はないんだろうが……とにかく朝食が用意されていない以上、ペルソナ世界に行く前に何か食ってから行くか。
そう判断し、俺は影のゲートで転移するのだった。
「へぇ、ここがペルソナ世界? 麻帆良とかと違って普通の世界ね」
月光館学園の近くを歩きながら、明日菜が感心したように呟く。
……そう、明日菜が、だ。
正直なところ、何で明日菜がここにいるのか、俺も納得出来ている訳ではない。
超包子で朝食を食べて、そろそろペルソナ世界に行こうと思ったら、そこで偶然明日菜に遭遇したのだ。
ちなみに、明日菜のことは以前神楽坂と名字で呼んでいたのだが、W世界に行く少し前くらいから、明日菜と名前で呼ぶように言われた。
まぁ、会ってから何だかんだで結構長い。
それだけの付き合いがあるのに、名字で呼ぶってのは……正直、どうかと思うしな。
ともあれ、超包子で遭遇した明日菜は、今日は休みでやることがなかったらしい。
いつもなら誰かと遊んだりするんだろうが……何だかんだと、昨日のパーティで皆が疲れて、まだ眠っていたらしい。
そんな訳で、暇を持てあましていた明日菜は俺がペルソナ世界に向かうという話を聞き、暇だからという理由で一緒に来る事になった。
いや、正直ペルソナ世界に来るだけなら特に問題はなかったのだが、どうせならって事で俺と一緒に行動しなくてもいいと思うんだが。
「まぁ、麻帆良は色々と特殊だからな」
魔法先生とかが普通に噂されており……まして、その噂の方が大人しいなんてのは、色々と特殊な世界なのは間違いない。
「で、俺は一旦職員室に行くけど……明日菜はどうする?」
「私も一緒に行くわよ。1人でここに残されても、あまり面白くないし」
「……明日菜が来ると、色々と騒ぎになりそうなんだから、出来れば1人で行かせて欲しいんだけどな」
そう言いつつも、明日菜が俺の言う事を聞くとは思っていない。
まぁ……何だかんだと、明日菜が麻帆良以外の学校を見た事がなく、それに興味を持っているのは分かっている。
また、俺が月光館学園に来るのは、多分今日が最後という事になるので、何か噂になっても、問題はないというのもあり……結局俺は、明日菜を連れたまま職員室に向かう。
幸い、今は休み時間で、鳥海が職員室にいないという事もないだろう。
……もっとも……
「おいおいお
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