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ピーターラビットのお母さんのお話
第一章
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う分はだね」
「ちゃんとありますので」
「そうなんだね、しかしね」
「しかしといいますと」
「煙草のスペースが随分と狭くなってね」
 それでと言うのでした。
「寂しくなったね」
「売れないですからね」
 それでと答えたお母さんでした、ピーターラビットのお父さんはそのお店の中で品物やお店の中のお掃除をしています。
「ですから」
「それでなんだ」
「はい、もう煙草はです」
「置いていないんだね」
「そうしています」
「ううん、昔はもっとあったのに」
 バウンサーさんは残念そうなお顔でこうも言いました。
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