ペルソナ3
2073話
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ったしな。そうである以上、今ペルソナを見せても、何の問題もない」
「……あー、もう。分かったよ!」
俺が絶対に退かないという事を理解したのだろう。順平はどうとでもなれと言わんばかりに、召喚器を取り出し、その銃口を自分の方に向ける。
召喚器が銃の形をしている以上、当然ながらそれは周囲に大きな動揺を与えるが……
「トリスメギストス、来い!」
その言葉を叫ぶと同時に、順平のペルソナ……トリスメギストスが召喚される。
赤い騎士といった印象を持ち、膝の横から翼が生え、背中にも翼が生えている、そんなペルソナを。
それを見たシャドウミラーの面々は、ざわめく。
まぁ、シャドウミラーでは今まで見た事がなかったような能力だし、それも当然か。
「この能力はペルソナという能力で、今のところはペルソナ世界の住人しか使用出来ない。ペルソナ世界そのものに関係してくる能力だけに、恐らくネギま世界の魔法のように他の世界でも使うという事は難しいと思う。だが、それはあくまでもそう思うだけであって、実際にそうなのかどうかは、試してみないと分からない。幸いこの順平と……」
そこまで言い、荒垣の姿を探す。
やがて、四葉と話している荒垣を見つけ、恐らく料理の話をしているところ悪いが、この話に巻き込ませて貰う。
「あそこにいる荒垣という男は、シャドウミラーに積極的に協力する事になっているし、ゆかりと美鶴という、俺の新しい恋人2人もその辺には協力してくれるだろう。よって、もしかしたら将来的には俺達もペルソナを使う事が出来るようになる……かも、しれない」
その言葉に、生身での戦闘をメインにしている面々は興味深そうな表情を浮かべるのだった。
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