第七十話 何進、姿を現すのことその三
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それでだと。怪物達も言うのである。
「それでね。どうかしら」
「今から兵隊さん達、どけてくれるかしら」
「そうだな。それではな」
「そうするわ」
随分とだ。物分りのいい調子になっている二人だった。
そのうえで兵達に包囲を解かせてだ。あらためて華陀達に告げた。
「さあ、行け」
「そっちの妖怪達も今は見逃してあげるわ」
「だから妖怪じゃないのに」
「傷ついちゃうわ」
身体をくねくねとさせながら悲しい顔を見せる乙女達だった。
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