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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第35話 白熱、球技大会!忍び寄る聖剣の影!
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投げたボールに反応するが一瞬遅かったらしく俺の身体に当たったボールが大きく弾んで地面に落ちていった。
『決まったぁぁぁ!!オカルト研究部の勝利です!!』
アナウンスが俺の耳に入りようやく思考が正常になった。ま、まさかそういう手で来るとは……完全に油断していたぜ……
こうして駒王学園の球技大会のメインイベント、部活対抗戦はオカルト研究部の優勝で幕を閉じた。
「全く、小猫ちゃんは悪い子だぜ!」
「キャ――――――ッ?」
球技大会が終わった後、俺はオカルト研究部の部室がある旧校舎で小猫ちゃんの頭をワシャワシャと乱暴に撫でていた。小猫ちゃんは可愛らしい悲鳴を上げながら喜んでいた。
「うーん、なんだか釈然としないわね……」
「しょうがないですよ、部長。イッセー君に勝つには正直あの手しかなかったかと思います」
優勝して貰った表彰を眺めながらリアスさんは何処か納得のいかないような表情を浮かべていたが祐斗がフォローをする。
「小猫ちゃんも中々に策士ですわね」
「うー、小猫ちゃんが一番なのは納得していますがそれでも何だか胸の辺りがチクチクします……」
朱乃さんは微笑んでいるがアーシアはちょっと泣きそうな表情を浮かべていた。情けない負け方をして本当にすまない……
「まあいいわ、イッセーに遊びとはいえ勝てたんだから何かお祝いをしましょう」
「ならファミレスで打ち上げをしませんか?松田たちも誘って」
「あら、いいじゃない。たまにフライドポテトが食べたくなるのよね」
「じゃあ行きましょうか」
リアスさん、祐斗、朱乃さん、アーシアが部室を後にしたので俺も後を追おうかと思ったが不意に小猫ちゃんに右手を引っ張られる。
「うん?どうかしたのか、小猫ちゃん?」
「先輩、さっきのは冗談じゃないですよ。今夜、先輩のお部屋に行きますからね♪」
「……へ?」
ウィンクをしながら部室を出ていく小猫ちゃんを見ながら俺は再び思考を停止させてしまった。
―――――――――
――――――
―――
side:??
イッセーたちが球技大会の打ち上げに向かっている頃、日本の成田国際空港に一つの飛行機が降り立った。飛行機から降りようと乗客達が立ち上がっていくがその中に奇妙な恰好をした人物が2人いた。白いフードで全身をスッポリと隠しているその姿はあまりにも怪しい恰好だったが周りの乗客たちは気にもしないでいた、まるでそれがおかしなことではないように認識させられているかのようだ。
「ふう、ようやく日本についたようだな」
フードを被った2人の内、青髪の少女が席を立ち飛行
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