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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第35話 白熱、球技大会!忍び寄る聖剣の影!
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ーシア?」
「分かりました、このブルマ姿はいつかイッセーさんとそういう事をするときの為に取っておきますね!私、着替えてきます!」


 アーシアはそう言うと急いで女子更衣室まで走って行ってしまった。


「ど、どうしたんだ?アーシア、走っていっちまったぞ……?」
『恋人ができてもお前は変わらんな……』


 何故かドライグに呆れられてしまったが俺はどうしてドライグガ呆れているのか分からなかった。














「死ね―――ッ!」
「くたばれや、松田ッ!元浜ッ!」
「お、お前ら!何でそんな殺気立っているんだよ!?」
「うるせー!お前らがオカルト研究部の方々とお昼を一緒にしていたのは知っているんだぞ!!」
「何でお前らみたいな変態コンビが……どんな卑劣な手を使いやがった!言え!!」
「「ぎゃ―――――ッ!?」」


 部活対抗戦の競技であるドッジボールの初戦が始まった。俺とアーシアが所属している料理研究部の最初の相手は野球部なのだが相手は俺を狙わず松田や元浜ばかりを狙っていた。どうして松田と元浜が料理研究部のチームに入っているのかと言うと、二人が生徒会長にお願いしてリサーバーとして助っ人に入ってくれたのだ。ったくあいつら「俺たちは親友じゃねえか、力になるぜ!」とらしくもなくかっこいい事を言いやがって……


「うお―――――ッ!元浜―――――ッ!耐えろ―――――ッ!」
「無論だァァァ!ここでグレモリーさんや姫島さんにいい所を見せるまでは負けるわけにはイカン!」


 ……動機が不純じゃなければもう少し感動できたんだがな。


「ほらほら、あんたたち!もっと頑張りなさいよ!」
「あわわ、お二人とも頑張ってください!」


 同じくリサーバーとして料理研究部の助っ人に入った桐生とアーシアが外側で松田と元浜を応援していた。しっかしフルボッコだな、あいつらが任せろって言っていたから様子を見ていたがそろそろ助け舟を出してやるか。


「よっと」


 俺は元浜の顔面目掛けて飛んできたボールを片手でキャッチした。


「そろそろ俺も攻撃させてもらうぜ」


 軽い力でボールを投げたがそれでも野球部の連中には速かったらしく、元浜の顔面にボールを投げた男子生徒の身体に当たりアウトにした。


「お、おい。兵藤が動き出したぞ……」
「ど、どうしよう……」
「何を怯えてやがるんだ!あいつは小猫ちゃんやアーシアちゃんを独り占めにしている憎き怨敵だぞ!今こそ下克上のチャンスじゃねえか!」
「で、でもよ……野球部のエースピッチャーの村田の投げた球すら片手で取るような奴に勝てるわけねえだろう……」
「情けない奴らだ!だったら俺があいつを倒してや
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