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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第35話 白熱、球技大会!忍び寄る聖剣の影!
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きました、最終的には私の放ったスマッシュが部長のラケットを粉砕して私が優勝をすることが出来ました。
「えへへ、お昼ご飯が美味しいです♪」
男女別競技も終わり、今は昼食の時間になりました。イッセー先輩と祐斗先輩と合流した私たちは旧校舎前の一角にビニールシートを敷いてイッセー先輩が作ってくれたお弁当を食べています。
「先輩、私リアス部長に勝ったんですよ。その時の姿を先輩に見てほしかったです」
「そりゃ凄いな、俺のクラスも優勝できたけど小猫ちゃんほど活躍はできてないからな」
「そうなんですか?」
「はい、イッセーさんは野球ではバントしたりしてなるべく打たないようにしていました」
「男女別競技のバスケでもパスに徹していたからね、まあイッセー君の相手が出来るのが僕しかいないから仕方ないんだけどね」
アーシアさんと祐斗先輩の説明を聞いてなるほどと思いました。去年はまだグルメ細胞が進化していなかったから何とかなったそうですが、前にジュエルミートを食べて細胞が進化した結果余計に加減しにくくなっていたんですね。
「あの〜、本当に私たちもご一緒してもよろしかったんですか?」
「あら、もしかして嫌だったかしら?」
「いえそんなことはないです!唯場違いなんじゃないかなって思いまして……」
端っこの方に座っている桐生先輩が緊張した様子で場違いなんじゃないかと言い、松田先輩と元浜先輩もその言葉に頷いていました。何故この人達がいるのかというとイッセー先輩とアーシアさんが連れてきたからです、お昼を一緒にしないかと誘ったみたいですがまさか私たちオカルト研究部も一緒だとは思っていなかったようで石のように固くなっていました。
「なんだ、松田と元浜、やけに大人しいじゃねえか?リアスさんや朱乃さんと一緒にメシを食えているんだぞ。嬉しくねえのかよ?」
「いや嬉しいに決まってんだろ!でもやっぱ緊張しちまうというか……」
「前までの自分たちの行ってきた行動を顧みると恥ずかしくなってな……」
なるほど、松田先輩と元浜先輩は以前は覗きの常習犯でした。そんな彼らが最近は大人しくなったとはいえいざ女の子を前にすると恥ずかしく感じるのは当たり前ですよね。
「松田君と元浜君、そこまでかしこまらなくてもいいわよ?確かに以前のあなたたちが問題児だったのは確かだけど今は反省しているのでしょう?イッセーから聞いたけど奉仕活動を率先してやっているらしいじゃない、私はそうやって反省して自分を直そうとしている人を凄いと思うわ。だからそんなに気にしないで頂戴」
「グ、グレモリー先輩……」
「何て優しい人なんだ……」
リアス部長の言葉を聞いて松田先輩と元浜先輩は泣き出してしまいました
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