ちょっと変わったお姉さんに飛距離を測定させられる少年のお話
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着が放置されていた。
下着は、少年の放ったそれとは別種の、刺激的な匂いを放っていた。
「あ、あ、あああ〜」
少年が、その場にへなへなと崩れ落ちた。
「あの」
「何だ?」
ようやく床掃除の許可が下りた少年が、自分の精液の匂いにむせながら、黙々と雑巾がけを続ける。
「ビデオ、撮ってたでしょう」
「何の?」
女は……少年の精液から湧き立つ濃い栗の花の匂いでオナニーを数回堪能した後、疲れ果ててソファに寝転がっていた。
傍らには、さっきまで女が使っていた、少年の精液をたっぷり含んだティッシュの塊が転がっている。
「僕の」
少年が、雑巾をいちどバケツに浸し、付着した精液を洗い流す。
「はて?」
「ごまかさないでください。後から気づいたんです……部屋の隅に置いてあったビデオカメラが回ってた事」
「証拠は?」
「SDメモリカードが抜かれてました。カメラにACアダプタが繋がってました」
「電源は落ちていただろう」
「電源なんていつでも落とせるじゃないですか。……メモリカード、返して下さい!」
少年が振り向き、鋭い目を女に向けた。
「元々が私の所有物であるそれをだ、何でわざわざ君に返さないといけないのだ」
「あんなものが万が一外に漏れたら、……僕は生きていけなくなります!」
「ああ、あれは私的にしか利用しないから安心し……」
「ほらやっぱり持ってる!返して下さい!返して!」
少年が立ち上がり、声を荒げた。
「うん、条件があるな」
「何ですか!」
「少年の精子を、私の膣内に提供してくれたまえ」
「は?」
「少年と私の子供を引き換えに、君の欲しがっているSDメモリカードとやらを返してあげよう」
「い、い……」
少年の肩がぶるぶる震える。
「いい加減にしてください!!」
ソファで寝ている女に、少年が飛びかかった。
「あんっ!乱暴だぞ少年!」
「どこに、どこに隠したんです?言ってください!……言いなさい!」
「知らないなぁ、なんならこっちの口に聞いてみてくれ」
まだ丸出しになっている自分の下半身を指さす。
「そこが、喋るわけないでしょーーーー!!!」
少年が、女の肩を掴みながら絶叫した。
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