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ちょっと変わったお姉さんと少年のお話
ちょっと変わったお姉さんと少年のお話
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声を上げる癖があった。
 女に言われ、まだ硬さを失ってないペニスを、繋がったままの膣からゆっくりと引き抜く。
 ちゅぷん、ぺちん。少年のペニスが膣から抜けて跳ね上がり、臍にぶつかって跳ね返る。若いしなやかな肉体の音。
 ぬらぬらした愛液と、愛液の泡で艶光りするペニス全体が…、薄桃色のゴム膜に覆われていた。
 ひく、ひく、と動くそのペニスの先端に、…少年が放った真珠色の塊。
 若干の薄黄色を帯びた白濁の体液は、コンドームの先端の精液溜まりでは収まり切らず、少年の亀頭の半分くらいを乳白色に満たしていた。
 まだ硬く勃起したままのペニスから、精液をこぼさないよう、慎重にゴムを外していく。
「はい…」
 先端から4cmぐらいまでの場所まで、たっぷりと精液が溜まったコンドームを、女に手渡した。
「凄いな、いっぱい出ている」
 女が受け取ったゴムを目の前に掲げ、率直な感想を述べた。
「ちょっとだけ黄色い。しかし今日は格別に濃い」
 精液溜まりを光に透かし、その白濁りの具合を確かめる。
「ちょっと失礼する」
「あっ!?」
 射精直後の、まだ興奮の醒めてない亀頭。その鈴口からぷっくり溢れ出た大きな白い滴を、指で掬い取る。
「濃い…すごい生臭い、君のいのちの匂いだ」
 指で白濁をねちゃねちゃとこねまわし、その青臭い匂いを嗅ぐ。
 女の瞳が蕩け、口角がさらに上がる。表情が、セックスの最中には見せなかった微かな恍惚を帯びた。
「…すこし、しょっぱい」
 白く泡立った指先を唇でねぶる。その言葉とは裏腹に、目がすこし見開き、お菓子を摘み食いしたようないたずら顔になった。
 指先に残った精液をを舐め、ちゅぱっと音を立てて口から離すと、舌で唇の回りの涎を舐め回して綺麗にした。
「…あ!」
 その女の口唇の動きを見ていた少年のペニスが、また硬さを取り戻しはじめた。
 女は、コンドームを少年の目の前に差し出し、はっきりとした恍惚の表情を浮かべた。
「こんな薄っぺらいゴム1枚に堰き止められている少年の数億の精子がだな、私のお●んこに入ると…」
 女が、さっきまでペニスに掻き回されていた、泡と体液にまみれた赤貝色の膣口を指さす。
「ここ…で私の卵子と出会って、10月10日後には、私は少年の赤ちゃんを産んでいるというわけだ。これぞまさに生命の神秘。素晴らしいと思わないかね」
 指先を少し上に向け、臍の下あたりを指さすと、女が瞳を輝かせてにんまり笑った。
「思いません」
 少年がぼそっとつぶやく。
「でも少年は、私を孕ませたい、孕ませたいって言ってるぞ」
 そう言いながら、勃起したままの少年のペニスの根元にきゅっとしがみついた睾丸を、3本の指先で撫で回す。
「あっ、あのっ!」
「そうか…そんなに私を妊娠させたいんだな、なあ少年よ。君
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