ペルソナ3
2071話
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いるのよ。ウィンダムの生産ラインには流用出来ないらしいし。かといって、持ってるだけでも設備維持費が掛かるでしょ? それをこちらで撤去する代わりに、私達は生産設備を得て、連合軍は工場の解体費が無料になる訳。こんなのでも一応連合軍のMSの最初の量産機なんだから、それなりに資料価値はあるのよ」
「……まぁ、いいけど。で、次は?」
いざとなったら、それこそキブツにでも放り込めばリサイクルは出来るし、解体作業とかをするのだって、バッタ、メギロート、量産型Wのシャドウと人件費とかも掛からないしな。
そう思っている俺の視線の先で映し出されたのは……エステバリスと、その派生機か何かと思われるのと、全くの新型機。
「……エステバリスはIFSを必要とする機体だぞ? 能力的にもそこまで高くないし」
「そうね。ただ、逆に言えばIFSを使えれば問題なく動かせるのよ。そこまで数はないけど、ルリやラピスが外部から操作するのには十分使えるわ」
「正直なところ、あの2人を戦場に出すつもりはないんだけどな」
「いざって時の備えは必要よ。それに、動力源が外部にあるから、防衛戦ではかなり使える機体なのは間違いないし。……ちなみに機種は、エステバリスとその後継機のエステバリス2、更にネルガルの開発した新型機のアルストロメリア。もっとも、アルストロメリアはボソンジャンプ前提の機体だから、ボソンジャンプが出来ないナデシコ世界以外だと、使い勝手が悪いかもしれないけどね。武器も基本的には近接用の物しかないし。まあ、その辺は銃を持たせればどうとでもなるけど」
そう呟くも、レモンもエステバリスにはあまり興味を示してないのか、次の映像に切り替える。
「へぇ……戦術機か」
そう、そこに映ってたのは、マブラヴ世界の戦術機。
機種は、ファントム、イーグル、ホーネット、ラプター、不知火、吹雪、武御雷。
日本とアメリカの戦術機か。
ただ、戦術機は運動性という意味ではMS並に動けたりするんだが、防御力が圧倒的に足りないんだよな。
BETAならまだしも、普通の人型機動兵器を相手にするには……正直なところ、攻撃が当たるどころか、かすった時点で終わりに近い。
そんな俺の気持ちを理解したのか、レモンは苦笑を浮かべていた。
「この辺りはあくまでも技術班の趣味と考えてもいいわ。実際、機体だけというのならかなりの機種が倉庫の中に入ってるし」
「だろうな。まぁ、世界によっては使えない訳じゃないんだろうが」
それこそ、戦闘とかが行われていないような、そんな平和な世界とかだったら、戦術機もある程度使い道はある。
もしくは、W世界の武器のようにエネルギーを機体ではなく武器に充電しておくような感じの銃を持たせれば……ああ、でも脆い戦術機がビームとか弾丸とかの発射
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