ペルソナ3
2071話
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た点であのレベルの連中は大量にいるのだから。
「W世界については分かった。特に問題はないと思うし、最善の結果だったと思う。……一応、本当に一応だけど、OZやバートン財団の残党については注意して欲しい」
「ええ、そちらの方は分かってるわ」
こうして、W世界の件についての話は終わる。
「さて、次ね」
「……まだあったのか?」
レモンがまだ話を続けようとしているのに、驚く。
もっとも、10ヶ月近くも俺はこの世界にいなかったのだ。
そう考えれば、寧ろ連絡事項がこの程度で済んでいるというのは驚きなのかもしれないが。
「そうね。まずはSEED世界。元々ザフトからMSを譲って貰ってたけど、今回の生産設備用の魔法球を入手した結果、基本的なザフトのMS全ての生産設備と諸々の権利を譲渡されたわ。……そうしたら、連合の方からも連絡が来て、同様に色々なMS系の生産設備と権利を譲渡されたのよ。まぁ、ザフトはともかく、連合軍の方はこれ以上自分達がオーブやザフトの風下に立つのは嫌だという判断もあるんでしょうけど」
そう言ってレモンが示したのは、ザフト系MSと連合系MSがずらっと。
もっとも、連合系MSはストライクダガー、ダガーL、ウィンダム、ブルデュエル、ヴェルデバスター、ストライクノワールと6つだけだったが。
確か水中用MSもあったと思うんだが……まぁ、あっても多分使う事はないだろうし、この辺りは技術班の趣味にもよるのだろう。
それにザフトから貰った最新鋭水陸両用MSのアッシュや、水中用のガンダムと言えるアビスガンダムもあるのだから。
それはいい。いいのだが……
「何で、わざわざストライクダガーの生産設備まで貰ったんだ? 正直なところ、ストライクダガーは在庫とかが大量にあった筈だろ?」
そう、疑問を口にする。
実際、ストライクダガーはSEED世界での戦争に加入した時に、かなり確保している。
わざわざ生産設備を入手しなくてもというのが、俺の正直な気持ちだった。
何しろ、ストライクダガーはストライクの量産型の更に簡易型という、どこからどう見ても数を揃える為の代物でしかないのだから。
純粋な性能だけで考えれば、ビーム兵器を持っている分だけザフトのジンよりも上なのは間違いないんだろうが……ぶっちゃけ、個人的に好きなフォルムはジンなんだよな。シグーとか。……ゲイツはいまいちだけど。
「ああ、ストライクダガーは……言ってみれば若干押しつけられた形になってるわね。連合も以前の戦争でストライクダガーの為に生産ラインを大量に作ったけど、結局負けたでしょ? その後はオーブの統治で、小規模な戦闘はともかく国と国とが戦うような戦闘は起こっていない。だから、ストライクダガーやその派生機のラインが大量に余って
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