暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ペルソナ3
2071話
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は10tを切ってるし。でもって、ガンダニュウム合金は更に軽い。……ちょっと軽くなりすぎないか?」

 ガンダニュウム合金を使っているガンダムは、基本的に8t未満。
 そんな機体がグラビコン・システムを使おうものなら……それこそ、その辺の軽自動車より軽くなるんじゃないか?
 いや、軽ければその分だけ運動性とか機動性とか高くなるのはいいんだが、グレイプニルの糸とかを使った時は、色々と厳しくなる気がする。
 ヒュドラのビームサーベルは、実体剣じゃないからその辺はあまり問題にならないが……いや、尻尾も普通に鞭として使う場合には色々と難しいんじゃないか?
 機体の重量は、軽ければ軽い程いい。
 それは事実だが、それでも限度というものがある筈だった。
 だが、そんな俺の言葉にレモンは嬉しそうな笑みを浮かべる。

「私がその辺を考えてないと思う? 大丈夫よ。その辺は、それこそグラビコン・システムで対処出来るから。グラビコン・システムは、別に重量を軽くするだけじゃなくて、重くする事も出来るんだから。制御の方は、T-LINKシステムを使えば感覚的にどうにかなるでしょうし」
「……レモンがそこまで自信満々に言うなら、いいか」
「そういう事。ともあれ、そんな訳でニーズヘッグを大々的に改修する必要があるから、時間は掛かるの。それと……この際だから、他の幹部陣が使っている機体も、全てガンダニュウム合金製のPS装甲で作り直す予定よ。こちらも考えると……まぁ、下手をすれば年単位で時間が掛かるかもしれないわね。勿論、魔法球の中では、だけど」
「分かった」

 機体の性能が上がるのであれば、正直なところ、俺がそれに否を唱えるような事は出来ない。
 PS装甲にすればどうしても重量は増すが、ガンダニュウム合金を使えば、その重量分を解消出来るだろうし。
 ただ、軽すぎるという点は……グラビコン・システムで重量を上げる方向に調整する必要があるかもしれないが。

「ん、コホン。とにかく、W世界についてはそういう結果になったわ。……ただ、向こうで協力していた中でシャドウミラーに入ったのは五飛だけというのが、ちょっと残念だったけど。ガンダムを開発した科学者達は、全員向こうの世界に残ったし」
「そうか。……何人かはシャドウミラーに来るかと思ったんだが、残念だったな」

 ウイングガンダムゼロやトールギスを開発した科学者達だっただけに、シャドウミラーの技術力を理解すれば、てっきりこっちにつくと思ったんだが。
 特に、あの科学者達は全員が揃いも揃って歳を取ってる。
 であれば、シャドウミラーの不老という特典には惹かれると思ったんだが……駄目だったらしい。
 もっとも、あの連中には出来ればという風に思っていただけだが。
 技術班には、技術力、科学力、発想力といっ
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