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【完結】猫娘と化した緑谷出久
猫娘と期末試験編
NO.053 期末試験が迫る中
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八百万百……1/20位。

「お二人とも……座学であるのでしたら、わたくしがお力添えできるかもしれません」
「ヤオモモーーー!!」
「演習の方は……その、からっきしでしょうけども……」

八百万……体育祭で常闇に全然歯が立たなかった事で落ち込み傾向にある。
しかし、それでも出久の事を聞いた後である意味革命的な思いを抱いた。
もし、もしかしたら出久が生命力を消化できずに自分たちが先に逝ってしまい、残されていくのだったらしっかりとしたサポートを後世にも残さないといけないと……。
それですでに親にも内密に相談していたりする。
そんな八百万の心意気に両親達は涙を流しながら「立派な考えを持って……」と、もうすでに賛成の意を示していた。

「上鳴と芦戸じゃないけど、ウチもちょっと二次関数で詰まってるところがあるんだけど、いいかな……?」
「俺もいいか? 古文がちょっと厳しいんだ」
「俺もお願いできるかな……」

耳郎響香……7/20位。
瀬呂範太……17/20位。
尾白猿夫……8/20位。

三人がそう言って頼ってきたので八百万も頼られている事に嬉しさを感じて、

「良いですとも!!」

と、絶賛フィーバー状態であった。
それを見ていた切島は、

「これが人徳の差よ……」
「俺もあるわ! てめぇ教え殺したろか!? それにデクもついてんだから文句は言うんじゃねーよ!!」
「まぁ、お前ら二人とも頭いいもんなー。頼むわ」

切島鋭児郎……15/20位。
爆豪勝己……3/20位。

爆豪は出久との仲が改善できたためにたまに図書室で一緒に勉強する仲にはなっていて、それを轟、飯田、麗日が負けじと一緒に勉強をしようと入ってくるので最近は違う意味で爆豪は焦燥を感じていた。
具体的に言えば、

『デクは俺と一緒で一番力が出るんだよ!! 幼馴染舐めんな!!』

と、言葉には出さないがそんな事を思っていた。
…………かっちゃん、いつの間にそんなスイーツ脳に……?

ちなみに障子目蔵と青山優雅の二人はと言うと、

障子目蔵……10/20位。
青山優雅……18/20位。

「まぁ、なんとかなるかな……?」
「(誰かに教わりたいけど、そこは僕! 自身で乗り越えないとね☆)」

と、一人で頑張るつもりであった。



お昼時。
出久は食堂で飯田、轟、麗日、蛙吹、葉隠の五人と一緒に食事を摂っていた。
ちなみに、

麗日お茶子……13/20位。
蛙吹梅雨……6/20位。
葉隠透……16/20位。

である。

「普通の科目は授業の範囲内ででるから何とかなると思うんだけどね……」
「うむ。突飛な事はしないと思うが、そこは雄英。なにかしらやってきてもおかしくはないな」

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