気付いた自分の気持ち
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は、中学も一緒だったレイチェル?ガードナーのことだった。
「レイ......あ、レイチェル?」
「あ、お前知ってるのか?」
いきなり、レイの本名をダニーが言ったから正直少し驚いた。
「うん、あの子とは家が近いんだけど目が綺麗だなぁって前から思ってたんだよね。」
(あぁ、こいつがこの話を始めると長くなんだよなぁ...)
ダニーは目フェチだから、この話になると無駄に話が長くなる。まだ1人で、レイの目について語っている。その時、ダニーがふと我に返って言った。
「そういえば、告白とかしないの?」
それを聞いて俺は一瞬戸惑った。
「でも、まだ早いんじゃねぇか?」
「え?取られちゃってもいいの?」
「そ、それは無理だ。」
さすがにあいつは、取られたくない。__俺が初めて好きになった奴だから__
「じゃあ、今日の部活の後告白しなよ。」
ダニーの言葉に、耳を疑った。今日...?
「は?今日は早いだろ?てか、なんで勝手にお前が決めてんだよ?」
「嫌ならいいけど。」
ダニーは、急に興味がなくなったように言った。でも、あいつをどうしても取られたくない。その気持ちが、心の中にあったわずかに残った壁を越えた。
「わぁったよ。今日、部活の後告白する。」
その言葉に、ダニーは驚きを隠せないようだった。
「ホントに?頑張って?」
「おー」
ザックは、ニコッと自信ありげに笑った。
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