第七千八十五話 そもそも悪事は
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第七千八十五話 そもそも悪事は
カナダは日本にどうにもという声で言いました。
「僕悪いことはね」
「抵抗がありますか」
「うん、やっぱりまともに政治をしないとね」
「駄目だとお考えですね」
「常軌を逸すると」
それはというのです。
「国としてね」
「よくないですね」
「そうだよ、北朝鮮なんかね」
正確に言いますと彼の上司の人達はです。
「絶対に間違っているよ」
「殆どの方がそう言われますね」
「言わない方がおかしいよ」
それこそというのです。
「日本もそう思うよね」
「私はああした上司の方は持ったことがないです」
「世界史を探してもね」
「まあ滅多にはおられないですね」
ああした上司の人達はというのです、そもそもそうした上司の人達を持つこと自体が稀だというのです。若し持てば限りなく不幸なことですが。
第七千八十五話 完
2018・6・10
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