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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
第七十話 何進、姿を現すのことその一
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い間生きててね」
「そうした術を学んだのよ」
「そもそも一体何歳なのだ」
 刀馬はそのことも疑問に思うのだった。
「戦国時代から生きているとは聞いているが」
「もっと前からよ」
「伏儀様の頃からよ」
 その頃からだというのである。
 そしてそれを聞いてだ。華陀は話すのだった。
「ああ、あの伝説の三皇五帝の一人のか」
「そう、その三皇の一人」
「あの方の頃から生きているわ」
「そうだったのか」
「待て」 
 話をそこまで聞いてだ。ギースが言った。
「今三皇五帝と言ったな」
「ええ、そうよ」
「その通りよ」
 二人は何でもないといった口調でだ。ギースに答えた。
「天地開闢から少し経ってね」
「その頃に生まれたのよ」
「その皇は確か上半身は人間だったが下半身は蛇だったな」
「よく知ってるわね」
「そこまで知ってるのね」
「カレッジの講義で学んだ」
 そうだとだ。ギースは話す。
「チャイナ、この国の神話のことはな」
「神話じゃないわよ」
「事実なのよ」
「それだけの古の時代からいたのか」
 クラウザーもだ。唸る様にして述べた。
「二人は。それでは」
「いえ、人間よ」
「そうなのよ」
 それは確かだというのだ。

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