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ダイニングBAR MUSASIにて
コジロウ(電話):「わかった。
なら当日、俺はヤマブキシティで
待機しておく。俺はポケモンを
所持していないから大した事は
出来ないと思うが、俺は俺の得意分野で
貢献してみせるさ、、、あぁ。わかった」
ピッ(通話終了)
ムサシ:「またあのハゲオヤジ?」
コジロウ:「あぁ。どうやら3日後、
シルフに仕掛けるらしい。電磁パルス攻撃を
仕掛けた後、モンスターボールを
使えなくなったシルフに
あいつら(サトシ達)のポケモンを
ぶつけてな、、」
ムサシ:「あんた、本気でシルフと
やり合うつもりなの?」
コジロウ:「、、今更退く訳には
いかないだろ」
ムサシ:「全く、、揃いも揃って
どうしてこんな無謀な事するんだか」
コジロウ:「ムサシも
協力してくれるよな?当日、俺は
ヤマブキシティで待機する。
だからムサシも、、」
ムサシ:「アタシはやらないわよ」
コジロウ:「、、え?」
ムサシ:「だからぁ、アタシは
やらないっつってんの。なんでアタシが
そんな危ない事に首突っ込まなきゃ
なんないのよ。冗談じゃないっての」
コジロウ:「いや、何言ってんだよムサシ。
俺たちが立たなきゃ、誰ひとり
救えないんだぞ!?あいつらも、一般の人も!
みんなシルフの奴隷みたく
なっちまうんだぞ!?」
ムサシ:「んなのアタシが知ったこっちゃ
ないわ。世の中がどう動こうが、
人がどう変わろうが、アタシはアタシ。
アタシが変わらなければそれでいいわよ」
コジロウ:「ふざけた事言うなよ!
お前だって今まであいつらの協力に
携わって来たじゃないか!一緒にロボ作ったり
密会を開いたりしてさ!」
ムサシ:「それはジャリボーイ達が
客だからした事。アタシのした事は
その延長での事に過ぎない、、。
アタシは店のオーナーで、
あいつらは店に足を運ぶただの客。
関係はそれ以上でもそれ以下でもない」
コジロウ:「なんだよそれ、、」
ムサシ:「シルフがその気なら、アタシは
店をたたむ。実際、あと3日で
この店をたたむように言われてるし。
だから丁度いいんじゃない?
アンタはジャリボーイ達の元に、
アタシはアタシの自由なままに。
これからはそうやって、、」
ムサシの言葉を遮るように、コジロウは
テーブルを強く叩き、立ち上がった。
コジロウ:「いい加減にしろよムサシ!!
何でそうなるんだよ、、何でそんな
勝手な事言えるんだよ!!俺たちがシルフを
倒さなきゃ何も取り戻せないんだぞ!?
それに丁度良いってな
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